カクテル ライフ デザイン オフィスの情報ページ。 カクテル・シングルモルト~洋酒全般のイベント情報・ティスティングノート、カクテルブックの紹介(洋書)、カクテルレシピなど、バーに関する最新の情報を東京からお届け致します。
2007年5月31日木曜日
フルーツの盛り合わせ
トロピカルなカクテルと、お洒落なフルーツ盛り。
日常では滅多にしない組合せだけど
Barですっと出されると、とっても嬉しい。
だってオンナですもの(笑)
リゾートっぽいイメージだけど
こうやってバーカウンターで頂くと、
しっとりオトナな雰囲気になるから不思議。
フルーツはどれも美しくカットされていて、目も楽しませてくれます。
スクールで習ったカットもあって「どうやったらこんなに美しく仕上げられるんだろう?」なんて、しげしげと。
私も早くこのくらい美しくカットできるように頑張ります☆
2007年5月29日火曜日
パーフェクト・マティーニ写真展開催
ご好評頂いております、
新刊「パーフェクト・マティーニ」の出版に合わせて、芝パークホテルで出版記念写真展が開催されます。
富野博則
パーフェクト・マティーニ写真展
"四つの土地、バーのある風景"
(インスタレーション:MOON)
本には収録されていない未発表の写真も含め、その他ギャラリー内に
映像・音楽も含めた室内全体を一つの展示物としてご覧になれます。
広々としたラウンジ空間でおくつろぎ頂きながらご鑑賞ください。
開催日時:2007年6月1日~8月31日
時間:15:00~23:00(入場無料)
会場:芝パークホテル別館1F バーフィフティーンラウンジギャラリー
東京都港区芝公園1-5-10 TEL:03-5470-7545(直通)
Googleマップ
印刷用PDFは下記のリンクよりダウンロードできます。
http://www.bartenderschool.jp/pdf/PM_A4_Fryer.pdf (501KB)
2007年5月23日水曜日
Sherryの美味しさ
はじめまして。
鈴木隆行バーテンダースクール第5期卒業生の くー と申します。
これから、このVoiceで時々記事を書かせていただくことになりました。
どうぞ宜しくお願いします(^-^)
どうぞ宜しくお願いします(^-^)
記念すべき1回目の記事は、
ついこの間、衝撃を受けたSherryについて。
シェリー酒といえば「食前酒」のイメージが強く、食事をしながら頂くお酒として考えたことは無かったのですが、先日、“サラミの盛り合わせ”に合わせて出していただいたのがSherryにレモンツイストをしたこのカクテル。
サラミを食べた後にこのカクテルを口に含んだ瞬間、衝撃を受けました。
あまりに美味しくて(笑)
サラミのオイリーな感じに、このカクテルのキリっとした辛さ&冷たさがなんとも言えないマリアージュ。Sherryの新たな魅力を知った一瞬でした。
2007年5月10日木曜日
ギムレット vol.2
テリーレノックスと私立探偵フィリップマーロは、ロスのとあるホテルのメインバーで決まってギムレットを飲んでいた。
テリーレノックスは開けたてのまだ空気が澄んでいるバーカウンターで言った。
「本当のギムレットはジンとローズ社のライムジュースを混ぜて作るものだ。」
この小説の著者レイモンドチャンドラーはイギリス生まれゆえに、星の数ほどあるカクテルの中から、このイギリス生まれのローズギムレットをテリーレノックスに飲ませたのでしょうか。
ある朝、フィリップマーロは妻を殺害したというテリーレノックスを国外に逃がすためにメキシコ国境沿いの町ティファナまで車を飛ばした。これからどんなトラブルに巻き込まれるかもしれないのに何故、フィリップマーロは彼のために危険を冒すのか?
二人は単に酒場でギムレットを一緒に飲むだけの中だったのだ。
「酒場で心地よく酒を飲める友は一生の内に何人出会えるだろうか?」ただそれだけの理由で命を賭けたフィリップマーロは数ヶ月後、これから自殺するというテリーレノックスからの手紙を手にした。
しばらくして、自殺の直前のテリーレノックスと一緒だったという男に会うとフィリップマーロは彼を一目見てこう言い放った。
「ギムレットには早すぎる。」
有名すぎるこの一言で物語りは終盤に向かい、すべての謎が解かれていくのである…
ハードボイルド小説の代表作と言われるこの「長いお別れ」は二人の友情をテーマにしていますが、これほどカクテルが効果的に演出されている物語は他にないでしょう。
皆様もたまには日常を忘れ、仕事を忘れ、昔の友を思いこのローズギムレットを楽しんでください。
Rose Gimlet / The Long Good-Bye
Gin 40ml
Rose Lime Juice 20ml
Lime Wedge
詩が奏でるウイスキーの味わい ”スコッチモルトウイスキーソサエティー(SMWS)”
スコットランド・エジンバラに本部を持つ、ウイスキー愛好家の会員組織(SMWS)は、選ばれたテスティングメンバーにより、独自にシングルモルト・ウイスキーをボトリングしている。
ラベルにはナンバーとタイトルのみ。その暗号を解読できるのは世界中の会員に送られてくるテスティングリスト。そのリストには一本、一本驚くほどの表現力でテスティングコメントが書かれている。
私はウイスキーの専門家リチャード・パターソン氏やデイブ・ブルーム氏と会話する時、いつも、彼らスコットランド人は生まれながらの詩人である事を認識させられる。
今回、バルアヴァンとバーフィフティーンではSMWSのボトルを数十種類とそのテスティングリストをご用意致しました。ビンテージの赤ワインを楽しむように、ゆったりとした時間の中で、詩的なテスティングコメントを読みながら、シングルモルトを味わってください。
36.24 タイトル「グレープフルーツとラドックス」
蒸留年1990年4月 瓶詰年2004年3月 Alc 57.0%
~テスティングコメントの一説~
加水すると硫黄香に加えフローラルの香りもある。時間が経つとフローラルな香りがラドックス社のシャワージェルの香りに変わる。
それは「シャワーカーテンから石鹸水が落ちるようである。」
※チェイサーにはスコットランド・ハイランド地方の超軟水天然水をお付け致します。
「ディーサイド」pH値6.1・硬度22
2007年5月9日水曜日
5月13日(日)SMWS主催テイスティング会
ハギスやスコットランドのビールを召し上がりながら
ソサエティボトル50種類のキャッシュオンテイスティング
2007年5月13日(日)14:00~16:00
場所:芝パークホテル バー・フィフティーン
〒105-0011 東京都港区芝公園1-5-10
Tel:03-3433-4141 Googleマップ
メンバー以外の方のご参加も大歓迎です!!
お気軽にご参加下さい。
詳しくは下記のSMWS日本支部のイベントスケジュールをご覧下さい。
http://whisk-e.co.jp/smws/smws_mf.html
シングルモルト ウイスキー スコットランド テイスティング バー
ソサエティボトル50種類のキャッシュオンテイスティング
2007年5月13日(日)14:00~16:00
場所:芝パークホテル バー・フィフティーン
〒105-0011 東京都港区芝公園1-5-10
Tel:03-3433-4141 Googleマップ
メンバー以外の方のご参加も大歓迎です!!
お気軽にご参加下さい。
詳しくは下記のSMWS日本支部のイベントスケジュールをご覧下さい。
http://whisk-e.co.jp/smws/smws_mf.html
シングルモルト ウイスキー スコットランド テイスティング バー
新入荷モルト情報
今回は、偶然発見された超レアモルトをご紹介いたします。
以前ANAの機内のみで販売(限定2500本)されていた、幻のグレンドロナック1968年を入荷することができました。親会社の倉庫でビン詰めされてから世の中に出ることもなく10年間という長い眠りについていたモルトが、偶然発見(120本)されて今年発売されることになったというモルトです。もともと本数も少なく、まして10年前のボトリングというオールドボトルとしての登場。まさに超レアモルトと言えるでしょう。
さてこのグレンドロナック蒸留所は、1826年に設立しました。1960年に有名なブレンデットのティーチャーズに買収されてから、ティーチャーズの貴重なモルトとされてきました。現在はペルノー・リカール社が所有しています。
東ハイランドのアバディーン シャーのハントリー町の近くのドロナック川のそばに建っています。特にこの蒸留所は創業当時の伝統的な、フロアモルティングや石炭の直火焚きを最近まで守り続けてきた貴重な蒸留所の一つです。
1968年蒸留 ファーストシェリー樽で25年間熟成
1993年にボトリングされた25年物
今では高価になってしまったシェリー樽のファーストシェリー樽100%、特に60年代の樽は良質と言われています。
そして60年代はまだモルトが手作り感覚で造られていた時代でした。
是非この機会にこの貴重な60年代のモルトを味わっていただければと思います。
今回バーフィフティーンでは、モルト会員価格ワンショット1800円にてご提供させて頂きます。
なお入荷は1本のみですので、なくなり次第終了とさせていただきます。
以前ANAの機内のみで販売(限定2500本)されていた、幻のグレンドロナック1968年を入荷することができました。親会社の倉庫でビン詰めされてから世の中に出ることもなく10年間という長い眠りについていたモルトが、偶然発見(120本)されて今年発売されることになったというモルトです。もともと本数も少なく、まして10年前のボトリングというオールドボトルとしての登場。まさに超レアモルトと言えるでしょう。
さてこのグレンドロナック蒸留所は、1826年に設立しました。1960年に有名なブレンデットのティーチャーズに買収されてから、ティーチャーズの貴重なモルトとされてきました。現在はペルノー・リカール社が所有しています。
東ハイランドのアバディーン シャーのハントリー町の近くのドロナック川のそばに建っています。特にこの蒸留所は創業当時の伝統的な、フロアモルティングや石炭の直火焚きを最近まで守り続けてきた貴重な蒸留所の一つです。
1968年蒸留 ファーストシェリー樽で25年間熟成
1993年にボトリングされた25年物
今では高価になってしまったシェリー樽のファーストシェリー樽100%、特に60年代の樽は良質と言われています。
そして60年代はまだモルトが手作り感覚で造られていた時代でした。
是非この機会にこの貴重な60年代のモルトを味わっていただければと思います。
今回バーフィフティーンでは、モルト会員価格ワンショット1800円にてご提供させて頂きます。
なお入荷は1本のみですので、なくなり次第終了とさせていただきます。
2007年5月7日月曜日
ギムレット
この春、村上春樹氏がハードボイルド小説の最高傑作、レイモンド・チャンドラーの「長い別れ」を再翻訳して出版されました。「ロング・グッバイ」 前回の翻訳者、清水俊ニ氏と一味違った村上流のタッチは、かなり厚手の本のわりに、とても読みやすく現代風に描写されております。
この物語の鍵になるカクテル「ギムレット」は小説の中で、通常のライムジュースを使用するのではなく、ローズ社のライムジュースを指定しております。
ローズ社のライムジュースは元々イギリスで開発されて、アメリカでもスタンダードジュースとして、どのバーでも飲む事ができます。
現在のローズ社のライムジュースはイギリス産の場合、酸味が強く、コクに欠けていて、風味豊かなアメリカ産の方がカクテルには向いている様に思われます。
残念ながら、日本国内ではなかなか目にする事はなく、扱っている輸入代理店もございません。ローズ・ギムレットを楽しみたい方は「バーフィフティーンもしくはバルアヴァン」にて用意しております。
チャンドラーの言う、本当のギムレットを体験して見てください。
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